キャニメーションの森
2006年4月から開設していましたブログ「アニメーションの森」の続編です。デザインの専門学校で一昨年前40周年を迎えたアニメーション学科の学生たちの授業の様子やキャンパスレポート、卒業生の活躍を主に更新しておりますが、その役割はODCのホームページに任せて、ここのところは、プライベートなことをつぶやいています。
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授業の最初に背景の描写について実演しました。石膏像同様に、見えたとおりに背景を描写する方法もあるでしょうが、ここでは、石膏像を引き立てるための背景、空間を感じさせてその中に立体が存在して見せる背景の描写についての説明です。石膏像はいわば、セルに描かれたキャラクター。背景は、画用紙に描かれた舞台。舞台があって、キャラクターが活躍できる。「背景美術があって、キャラクターに命が吹き込まれる」… あ...
1年生の 後期「デッサン」の作品展が、来週30日より校舎1階〝パワーズ・ギャラリー〟にて開催されます。 本日、展示の入れ替えが行われ、開催準備が完了しました。 アニメーション学科 キャラクターデザイン学科、だけでなく、カリキュラムにデッサンが組まれているV系学科、グラフィックデザイン学科、イラストレーション学科、マンガ学科、コンピュータグラフィックス学科の生徒たちの作品の、合同作品展。 授業中は、自...
後期 と言うか、1年生、と言うか、石膏像を対象にしたデッサンの課題はこれが最後になります。 後期終了までの5週間をかけて、鉛筆描写の石膏デッサン作品を完成させます。 今回の課題は、空間表現もテーマに加わり、背景描写も行います。 トルソー の対象がまざり、構図作りもより難しくなりました。 入学時より学んできたことの集大成となります。 ※「トルソー」とは、頭部・腕・足・を除いた胴体部分を中心に造形さ...
入学時より 木炭、鉛筆を使って、石膏を観察・描写の学習を行ってまいりました。 その集大成の課題制作に突入しました。 F8号サイズの ワトソン紙に、鉛筆を使って石膏をデッサン致します。 大きなサイズの 胸像が、アトリエにずらっと並びました。今回の課題作品は、11月にパワーズギャラリーにて展示されることが決まっています。 ...
デッサンの最初の課題も今週が最終週。ですが、何人かの学生は「明日もさせてください!」土曜日は授業の無い日ですが、教室開放いたします。 ...
キャラクターデザイン学科1年生の、後期デッサンの最初の課題は、鉛筆による石膏デッサン・ツーアングル。同一石膏像を、二通りの視点から観察して描写。3週間かけてひとつめのアングルを描写。今週からふたつめのアングルです。 イメージの天地をそろえて描けば、あごのポイントや鼻の頭のポイントは、縦のプロポーションにおいて同じです。ひとつめのアングルのイメージから、水平にグリッドを引き、そのポイントにあわせ...
前期は 観察がテーマでしたが、後期は描写がテーマ。 画材が 木炭から鉛筆に変わります。鉛筆は 本来、線で描いていくものなので、面を表現するには不向きです。 しかし、その、線の強弱やタッチの積み重ねで明暗を細かく描写できるので、時間はかかりますが、微妙な凹凸の描写も可能。ちょっと面白いのは ひとつの石膏像を複数のアングルで描写します。 けっこうアニメーション的でしょ! ...