キャニメーションの森
2006年4月から開設していましたブログ「アニメーションの森」の続編です。デザインの専門学校で一昨年前40周年を迎えたアニメーション学科の学生たちの授業の様子やキャンパスレポート、卒業生の活躍を主に更新しておりますが、その役割はODCのホームページに任せて、ここのところは、プライベートなことをつぶやいています。
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キャラクターの 1年生たちが、日本赤十字社と大阪市北区保健福祉センターより依頼を受けて制作した、若者たちへの献血促進ポスターのその後の報告です。 先日、北区区役所の 健康づくりから、展示用のフレームと、はれパネが届きました。 Macルームの春休み中の開放で、ポートフォリオ制作のために自主登校していた学生たちに、展示の準備を手伝ってもらいました。 B-2サイズの 画面を扱うのは、学生たちも初めてのこと。 ...
日本橋の ネジのデパート、株式会社ナニワネジにて、1年生たちが制作したネジキャラが展示されています。 2階の ワークショップスペースで、公開中。 株式会社ナニワネジの店舗は、でんでんタウン(日本橋商店街)、高島屋東別館向かい。なんさん通りから日本橋3の交差点を南に進み、最初の信号付近にあります。...
キャラクターデザイン学科ののスキルアップ講座は、前田先生が担当。初回は、クロッキートレーニング。アニメーションの授業に準じて、構図の徹底と、人体のプロポーションについての基礎学習を最初に学び、4月からの授業で、迷わず描くことが出来るように練習しました。...
キャラクターデザインの 1年生が取り組んでいる、献血推進ポスターの制作の経過報告。 先月の27日に、大阪市北区保健福祉センターにとどけた、学生たちのポスターデザインのスケッチの評価が、日本赤十字社から返ってきました。 日本赤十字社からの、デザイン画に対するコメントを、保健福祉センターの健康づくり担当の塩澤さんから、直接報告を聞きました。 学生たちはここで、プロのデザイナーのこだわりと、生み出したデザイン...
キャラクターデザインの 学生たちが、教室を飛び出して、冬の梅田の街を散歩? 学年末課題制作ルームで、現在制作中の献血ポスターを、出力センターでプリントしてもらうために、必要な情報や規定のレクチャーを受け、店舗に見学に向かう途中です。 向かうは 大阪市北区曽根崎2-5-10 梅田パシフィックビルディング1F Accea (アクセア)梅田店。 かつて、キャラクターデザイン学科1期生の吉田さんが、スタッフとして働いていた...
キャラクターの1年生たちが制作中の、ポスターデザインのスケッチ画を、大阪市北区保健福祉センターの「健康づくり」担当者に届けた。保健福祉センターは扇町公園に隣接している、関西テレビの隣り。大阪市北区役所の南隣りの棟。区役所の玄関から入って左手の棟です。1年生たちが制作したポスタースケッチは、健康づくり担当者と、日本赤十字社スタッフが審査して、修正箇所が指示されて、再び学生たちの元へ返ってきます。表現が...
キャラクターデザイン学科の学期末課題制作は、キャラクターイラストを使ったポスターの作成です。テーマは、献血の啓発ポスター制作。献血の大切さや、必要性については、常識として皆さんご存知ですが、しかし、実際に献血に参加している人がどれぐらいいるかと言えば、けっして多くはありません。皆さんの身近にいる人で、今年、献血に参加した人、います?特に、若い人たちの参加を望んでいるのですが、残念なことに、40代50代...
昨日は茶屋町にて、「1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY」が行われました。グラフィックデザイン学科の有志と、キャラクターデザイン学科の1年生女子の2チームが参加。集まった人たちを和ませてくれました。18時の点灯時にちょうど雨が降ってきて、開催が危ぶまれました。ロウソクの瓶の中にも雨粒が入ってきて芯が湿ってしまい点灯できなくなったり、紙で作った模型が濡れて展示を見送らなければならないパーツが出てきた...
アニメーション1年生のデジタルアニメの授業では、キャラクターと背景が一緒に動く画面作りにチャレンジ。今回の課題は、実習「アニメ原理」の授業で作成したキャラクターのアクション動画と、アニメ背景の授業で描写した背景画が、撮影されてミックスして完成する課題です。課題の内容は何かというとカメラワークで、バックPANを使ったFollowの撮影実習。キャラクターが画面を横切るように歩いています。それだと、F・O(フレーム...
キャラクターの1年生が、毎年取り組んでいる、日本橋のネジのデパート「株式会社ナニワネジ」とのコラボレーション、ネジキャラ制作の作品の搬入です。ナニワネジの社員の方が、車をまわしてくださり、学生たちの作品を持っていってくれました。年末、審査が行われ、学生たちの作った作品の中から、優秀作品が選ばれます。 企業とのコラボレーション、産学協同イベントです。日常生活においてあまり、注目度の高くないネジ。わざわ...
キャラクターデザインクラスの「アニメーション基礎」の授業を担当してくれている前田先生が、次の課題の内容について連絡してくれた。キャラクターを歩かせたり、スポーツさせたり、動画を描かせる課題のシリーズの次回は、「寝転がっているキャラクターが起き上がる」動作のアニメを作らせるんだって。キャラクターの学生たちにも動画を描く技術を指導するカリキュラムが、1年生の後期に用意されているのが、ODCのキャラクター...
デッサンの最終課題が進行中。石膏デッサンの最後の課題。大型の石膏像や、トルソと呼ばれる胴体中心のタイプのものが対象です。顔だけでなく、体つきや筋肉のイメージも描写できます。全身に近いものはいろんなアングルで観察が可能です。正面から観察したり、背中から描いてみたり。同時に、光の向きについても、どうとらえるかが大切になってきます。同じ石膏像ですが順光だと石膏の白さが強調されますが、逆光だと陰で暗いイメ...
畑山先生の授業の課題で1年生たちが制作したキャラクターの造形。フィギュアであったり、雑貨であったり、学生たちの個々の企画で、いろんな物が出来上がってきました。楽しい!小銭入れ、消しゴム、フォトフレーム、時計… 眼鏡は作品じゃないよ、畑山先生の私物です。いろんな物が集まって、雑貨屋さんを経営できそうだ。...
F8ワトソン紙に鉛筆で描写してきた、大型の石膏胸像の最終週の授業です。月曜日は、祝日やイベントで、他のクラスよりも1週少ない授業回数だったことと、休みで抜ける、とびとびの授業だったことで、学生たちが集中力を保ちながら制作することは非常に苦労した課題でした。そんな中でも、授業外で、自主的に制作しに、教室開放を利用する者もおり、やる気をアピールもありました。 今回の課題は11月18日より、デッサン選抜...
1年生の後期デッサンの現在制作中の課題は、今週と次週の残り2回の授業となりました。月曜日の授業は、来週、祝日で抜けますので、1週跳んで、残り2回です。今回の課題のテーマは、描写です。鉛筆を使って陰影を描写して、石膏像の立体感やボリュームを、いかに表現できるかです。描写不足の作品に、手を加えてアドバイスしました。 頬骨の辺りから、後頭部にかけてトーンが落ちるように、HBの鉛筆を使って、描写を入れました。グ...
新学期の 9月、10月、11月の月曜日は、休日が多く、授業運営が大変です。 授業がとびとびで行なわれえたり、週数が少なかったり…。 キャラクターの 1年生は、デッサンの授業が月曜日に時間割に組まれているのですが、彼らは観察の集中力の持続に苦労しているようです。 何人かの学生は、授業のない土曜日に自主登校して、石膏デッサンに精を出しています。 「デッサンの授業が、休日で飛んで(抜けて)、良かった」とは思わずに、...
キャラクターデザインの学生の実習「アニメーション基礎」の最初の課題はゾートロープ作成。イラスト中心のカリキュラムが用意されているキャラクターデザイン学科ですが、後期の実習に、アニメーションの学生たちのように動画を描くことを学ぶ教科が組まれています。自分たちが創作したキャラクターたちが、イラストの次元で終わらず、生き物のように動くって、楽しいじゃないですか!こんな細工で絵が動く、その初体験に、キャラ...
学校泣かせの 振り替え月曜日休日。曜日まわりで組まれている時間割は、年によっては、月曜日休日が数多くなるケースがでてきます。 今学期は9月に、2週連続の月曜日休日があります。16日の敬老の日と23日の秋分の日。 デッサンの課題制作にとっては、とても辛いスケジュールです。しかも、他の曜日のクラスよりも、1週、回数が少なくなります。 本来の カリキュラムでは、小型の胸像(丸像)の、2アングルデッサンが課題なのです...
夏休み中日の登校日 キャラクター1年生たちは、宿題になっていた、プレゼンマラソンの各自の企画の全員プレゼンでした。 課題のテーマは「大阪」 それぞれが、大阪についてプレゼンしました。 パソコン画面を使ってのプレゼンも。 投票して 今年のキャラクタークラスのテーマを決めました。 テーマをよっつに絞りました。 各テーマの 可能性について調べ、オリエンテーション後、決戦投票することに決まりました。...
前期最後の授業はデッサン入学から3ヶ月。三つの石膏デッサンの課題を制作してきた1年生。描写が出来るほど上達しました。...
畑山先生が担当してくださる、学期末制作の課題は、オリジナルキャラクターの造型をデザインし、世界観とセットでキャラクター紹介のポスターの制作と、フィギュアを制作することになりました。約2週間の制作ですが今からアイデアをスケッチして、いいカタチで完成を目指します。展示のイメージをもって計画的に制作して行きます。道具の大切さと、丁寧に作ることについてのアドバイスを、先生から教わりました。 この、6頭身のフ...
キャラクターデザイン新入生が入学前に課題として制作したトレーニングワーク作品を、預かったままにしていたのですが、入学してきていろんなことを勉強してきて、自身のことについて語ることに力をつけてきた手応えがあったので、作品について、クラスメイトの前で、プレゼンしてもらうことにしました。校内展示して作品発表した学科もいくつかありました。みんなの作品を見たいというリクエストもあったので。プレゼンすることに...
キャラクター商品のデザイナーチーフとして、大阪の企業に就職し、業界経験をもっておられる杉浦先生による、業界紹介特別授業を、キャラクターデザイン学科の新入生のデザイン・アクセスで行いました。1年生の授業なので、就職指導のガイダンスというよりも、専門学校に入学してきて、現在受講している教科を、どのように受けていけば良いかとか、どんな学校生活を過ごせば良いのかという視点で、説明を聞きました。杉浦先生が持...
アニメーション学科もキャラクターデザイン学科も、デッサンのふたつ目の課題の、対象の石膏像は、面取りの小型胸像です。アグリッパ胸像とビーナス胸像。新しい対象になったので、先ずは、レクチャー。キャラクターデザイン学科のクラスに、テキストを配布し、描き進め方を講義しました。その後、石膏像選びと場所取りです。イーゼルを置かずに、制作のポジションを探すのが森流。どこから石膏像を観察するのかを決める事が大切。...
キャラクターデザインの新入生の画材体験は、鉛筆からアクリル絵具に課題が進みました。第1回目の授業は、リキテックス演習。重ね塗り効果を実感してから、リキテックスの透明感のある発色を利用して、タイルやフローリングのリアル描写。畑山先生曰く「今年は、けっこう、丁寧な子が多いです」丁寧に、速く作業ができることは、プロでやっていくにおいて大切なことです。特殊メイクの実習じゃないよ!授業中に、ケガをしたの?い...
イラストレーション基礎の最初の画材、「鉛筆」の最終課題も、いよいよ佳境に入りました。仕上げに向かって進んでおります。 人の顔って汚したくないという感覚をどこかに持っているのでしょう。こうやって見ていると、肌の色を紙の白さのままで残そうとしている学生が多いように思います。画面に集中してしまうと、なかなか気付かなかったりしますが、こうやって、引いて、もとの写真と見比べると、肌色ってもっと暗いというこ...
キャラクターデザイン新入生の実習授業「イラストレーション基礎」も、初回の授業は鉛筆演習。鉛筆でどんな表現が出来るか、グレースケールの作成。Hの表示の鉛筆と、Bの表示の鉛筆で、一番明るい「黒」と、一番暗い「黒」に、これだけの差があります。さらに、一本の鉛筆で、明暗の5段階の諧調を作成しました。鉛筆は、黒く塗るためだけの画材じゃありません!ご覧のように、灰色も表現できるのです。しかも、明るい灰色、暗い灰...
新学期スタート! 新入生の最初の授業は、私のクラスの「デッサン」からでした。 キャラクターデザインとアニメーションの新入生のデッサンは木炭デッサン。 デッサンは「描くこと」が課題のように思われますが、ODCでの最初の取り組みは描くことの前に「観察すること」が課題です。 だって、見たことのないものは掛けないし、よく見なければ正しく描写出来ないじゃないですか。 ということで、新入生たちが手に入れなければならな...