キャニメーションの森
2006年4月から開設していましたブログ「アニメーションの森」の続編です。デザインの専門学校で一昨年前40周年を迎えたアニメーション学科の学生たちの授業の様子やキャンパスレポート、卒業生の活躍を主に更新しておりますが、その役割はODCのホームページに任せて、ここのところは、プライベートなことをつぶやいています。
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有志が集まって制作している、卒業生森本晃司監督との共同プロジェクトアニメ制作「未来ニュース」は完成間近。セリフを手伝ってくださる、声優学科の1年生の皆さんに、声を聞かせてもらって、キャスティングを決めるオーディションを行いました。録音は2月の2週目に行われます。声優学科の学生さんたちには事あるたびに協力をしていただいています。彼ら2年生たちの場合は、「ウタのタネ」アニメーション、プレゼンマラソンの桃谷...
アニメーション学科の卒業制作は、個人制作の提出がB-2教室で行われました。キャラクターの搬入を締め切って教室に駆けつけると… ほとんど全員、サーバーに保存完了、提出が終わったところ。何人かが、提出のため、サーバーへの保存のコピーに、待たされているところでした。提出が完了したメンバーは、ひと安心したのでしょうか? 廊下で下校するのしないので、ギャグの応酬の真っ最中。 この1週間、教室に遅くまで残って制作し...
アニメーション学科の卒業制作の搬入日は明日です。午後6時をもって搬入受付締め切り。グループ制作は大方のメドがつき、タイトルやスタッフのクレジットも編集されました。2年生たちは、この1週間、もっぱら、個人制作の仕上げに集中しています。個人制作は黙々とした作業。グループ制作のように声が飛び交うような作業風景は見られない。全員、自分の世界に入り込んで集中しています。Adobe After Effects 、Apple Final Cutを使...
アニメーション卒業制作のグループ制作も大詰め。動画も仕上げも背景も、さらに効果も加わって出来上がって来たカットを、まずは絵コンテどおりにつなげています。描き出して1本につながった映像を、授業の終了間際に全員で試写しています。かつてフィルムで制作していた頃は、現像されて、棒焼きされた最初のプリントを、毎日の様に試写していました。現像されて棒焼きされた最初のプリントをラッシュといいます。その試写だから...
個人制作の中間審査が終わって、アニメーション学科の2年生の月末までの課題は、グループ制作の完成です。ヒーロー班は動画の作業が、だいぶ進み、どんどん着彩していく作業です。 アニメーターの描いた線が、きれいに引けていない場合は、トレス作業のところで、仕上げのスタッフが線の修正を行います。同時に、画面の汚れを取ったり、作業は面倒です。馴れてきた学生は、ペンタブのペンをスムーズに操って、あっという間に修正し...
アニメーション学科の 卒業制作。個人制作の制作進捗のプレゼンテーションと、公開アドバイス会です。 前回の 企画審査から約1か月たちました。ほとんどの学生は、絵コンテが描きあがり、今回の審査では、ライカリールを持参して審査に臨んだ学生もいました。 もちろん動画なので、ムービーデータです。 Photoshopデータは、背景画面やキャラクターデザイン画面です。 クレイアニメーションに チャレンジしている学...
30年以上の歴史を 持つアニメーション学科。ならではのライブラリー! 課題作品や卒業制作を、8mmフィルムで制作していたころの先輩たちのアニメーションを、上映観賞しました。 すでに 学科で所有している映写機は無く、ここに登場した機械は、放送映画学科のとしおか先生お私物をお借りしてきたもの。 Fuji film SD-20 クオーツ 18コマ24コマ映写スピードの微調整可能の最高級機種の1台だ。 30年前の作品が、スクリーンに映...
卒業制作ヒーロー班は 絵コンテ完成目前です。何とか夏休み前に、スタッフにコピーを配布して、レイアウト、原画作成にかかれそう。 ここ1ヶ月間 何度も描き直し、やっとここまでこぎつけた。 絵コンテは、アニメーション制作の設計図。とても大切です。 画面の連続であるモンタージュとカット割りを使って伝えることを、2年間の課題にしていますので、シナリオと絵コンテを同じ作業の枠組みで制作して行くのがODCアニメーシ...
就職センター主催の 就職活動応援セミナーの第2回は、企業への応募書類の発送についての説明会でした。 アニメーションの学生は 東京の企業に受験する希望者が多数います。会社訪問や見学の前に、履歴書・成績表・健康診断書とポートフォリオを、学校に提出して受理してもらうケースはまれで、宅急便で送るケースがほとんど。よって、とても大切なセミナーになります。 どの学科よりも、参加人数が多いのは、そういった理由...
キャラクターを使用した商品パッケージの課題作品が完成し、次の課題は、その商品の店頭での陳列と販売促進の計画です。リサーチのため学生たちは、ドーチカのコンビニやドラッグストア。その他専門店に見学に行きました。 コンビニやドラッグストアはどこにでもあるような陳列棚に商品を並べています。視点の高さに近い場所に置かれた商品と、デザインの目を引くパッケージの商品は得です。しかし、メーカーの方も、キャンペーン...
新入生の アニメーション学科のカリキュラムに、今年から講義授業が復活。 学科で共有する情報であるとか、知識を手に入れてもらうには、やはり座学って必要じゃないでしょうか? 若い世代って、「他人の話をじっと聞けない」「聞く集中力がない」と言われ、「実習中心で」という時代の流れい合わせ、講義お教科目数を減らす傾向にあったカリキュラムですが、レクチャーも授業の仕方と工夫で学生たちの興味を向けさせることは可能...