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日本が作った?『チェブラーシカ』

チェブラーシカは
ロシアの国民的大人気アニメーションキャラクター。
日本で言えばドラえもん。

そのチェブラーシカ
を日本人監督が新作アニメーションにして発表したのが、現在上映中の映画『チェブラーシカ』

アトムや
チェブラーシカのパンフレットゴジラ、三船剛がハリウッドでリメイクされ、話題性はそれなりにあっただろうが、出来上がった作品を心から許せないのですが、皆さんはいかがでしょうか?
(みふねごうは、マッハGOGOGOです)
そんなことを思うと、今回の日本製リメイクチェブラーシカって、ロシアの人たちはどんなふうに受け入れてくれたんでしょう?
日本での発表よりも1ヶ月早く、11月にロシアでプレミア上映された報道がされていたけど、振り返って記事を見ると、
「前売り券は完売で場内は満員」
「ロシアでは前売り券を買うという習慣がないためこれは異例中の異例」
「客層は子どもが多いのかと思いきや、若いカップルから中年老人まで実に幅広い」
「上映が終わった後、会場が拍手に包まれた」
とのこと。

日本の作り手たちも
チェブラーシカを愛し、大切にしたいという気持ちで制作した。だから、このように受け入れてもらえたのでは、と感じる。
日本で興行する前にロシアで上映したのも、ロシアの人気キャラクターを日本で作らせていただいたことに敬意を払ってのことでしょう。

政治や外交的には
いろいろと問題をかかえている両国ですが、「文化に国境はない」ということでしょうか?

とは言うものの
最後のクレジットタイトルを見てビックリしたのが、なんと、スタッフに韓国人が多いこと!
撮影も照明も韓国人スタッフがメイン。撮影スタジオ自体が韓国。

先日
NHKの番組で、『モノづくりの職人たちの技術が海外に流出』というテーマで討論してたけど、思い出して複雑。
中小企業の人たちが、「我々日本の技術がアジア諸国の発展を手助けしていることにればODAやNGOとは違ったかたちで国際貢献できる」と考え、これまで日本人が培ってきた多くのものを中国や韓国に提供。
しかし、それは結局、自分たちの首を絞める事になってしまっている。
今、日本の中小企業や町工場の優秀な技術や人は、その力を発揮できないで、つぶれて無くなっていく運命をたどっている。
取り返しがつかない状態をつくっている。

(C) Cheburashka Projectどうして
無理をしてでも日本のスタジオと、日本の若者たちを使って制作しなかった!?
なんぼスタジオのレンタル代や人件費が韓国の方が安くても。

制作に関わったスタッフは
とても勉強になったと思う。
何物にも代え難い経験を手に入れることができたはず。
そんなチャンスが、若き日本のアニメーターから奪われたのだと思うと、とても辛く悔しい。

ハリウッド
のリメイクと違って、日本人は他国の文化を大切にし敬意をはらうことができる。
だから、ロシアの人々にも受け入れられるこんなに可愛い作品が出来上がったんだと、とても優しい気持ちで見終えることができた、と思ったのに、複雑な気持ちで映画館を出る。
チェブラーシカのあどけない表情としぐさがとても可愛かっただけによけいに寂しい。




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大阪で、アニメーションの仕事に関わり、現在は、大阪デザイナー専門学校(旧称・大阪デザイナー学院)で、アニメーション学科とキャラクターデザイン学科の1年生2年生の担任をしています、森宏樹です。 手技や映像に関する授業を担当し、描いたり作ったりの指導をしています。

MORI Hiroki

Author:MORI Hiroki
たった15秒や30秒のコマーシャルが、大きな映画にも負けない感動を与えてくれる。
カメラマン宮川一夫が撮影した「トリスウィスキー」の作品は、大好きなCFのひとつ。

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