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映画の講義が1年生の前期から

アニメーション学科の専門課程の
基礎授業のひとつ『映像演出論』が、今年から新入生の前期のカリキュラムに組まれています。
早い時期に絵コンテを描くことができるスキルを修得して欲しい。
そのためには、「映画とは何ぞや」ということを、早くに理解して欲しい。
そんな思いからのカリキュラム変更です。

本来ならば
新入生の最初の学期ということで、デザインの基本から勉強したいところなのですが、グループ制作の開始を早めたいという思惑があります。

急いで
テクニックに走る必要はないとは思いますが、任されたことを好しとして、アニメを企画することに何が大切かということを主題として伝えつつ、表現のテクニックについても紹介していきたいと思います。

第一回目の授業では
アニメーションの新入生たちに、「何をもって映画を面白いと感じますか?」「映画を見るきっかけは何?」と質問してみました。

一人ひとりに発言してもらいましたが、感心したのは、他人とかぶらない自分の意見を、全員が発表してくれたこと。

好きな俳優が出演しているから。
予告編が好かったから。
物語に興味がある。
原作が好きだから。
監督が好きだから。
映画ならでわの大画面。

いろんな言葉が出てきました。
ひとつずつ黒板に書き出しましたが、やがて、講義室の大きな黒板でさえも、みんなの出してきた言葉の板書で埋め尽くされました。

日本映画の父
マキノ省三の名言に「一スジ二ヌケ三ドウサ」があります。
映画がどうあるべきかということを的確に表現した言葉。
大切なのは、先ず脚本。次に撮影や現像を代表する映像表現技術。そして役者の芝居。

教科書86ページ
9)映画作りの設計図…シナリオ(映像脚本)に、紹介されています。
受講したみなさん、ページを開いてぜひ復習してください。

私のこの授業では
スジ(筋)=物語。それを企画することについてと、映画で表現するということの実際について紹介していきます。

授業の最後に
二つのアニメーションを見てもらいました。

ロドリゴ・ブラース(Rodrigo Blaas)監督の短編アニメーション『alma』とピクサーのアニメーション『ゲイリーじいさんとチェス』
2回目の授業で二つの作品を分析して見ましょう。


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プロフィール

大阪で、アニメーションの仕事に関わり、現在は、大阪デザイナー専門学校(旧称・大阪デザイナー学院)で、アニメーション学科とキャラクターデザイン学科の1年生2年生の担任をしています、森宏樹です。 手技や映像に関する授業を担当し、描いたり作ったりの指導をしています。

MORI Hiroki

Author:MORI Hiroki
たった15秒や30秒のコマーシャルが、大きな映画にも負けない感動を与えてくれる。
カメラマン宮川一夫が撮影した「トリスウィスキー」の作品は、大好きなCFのひとつ。

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