キャニメーションの森
2006年4月から開設していましたブログ「アニメーションの森」の続編です。デザインの専門学校で一昨年前40周年を迎えたアニメーション学科の学生たちの授業の様子やキャンパスレポート、卒業生の活躍を主に更新しておりますが、その役割はODCのホームページに任せて、ここのところは、プライベートなことをつぶやいています。
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卒業制作(グループ制作)の
キャラクターデザインの色彩設定です。
以前はセルにキャラクターを描写していました。
アニメカラーで試色した何通りかのカラーパターンを作ってキャラクターのカラーリングを決定していましたが、アニメカラーを塗って乾かす時間が必要で、決定するのに手間ひまがかかったものです。
今はデジタルで着彩しますので、あっという間に塗り替えて、画面を見ながら速やかに決めていくことができます。
便利になりました。
アニメカラーは、絵具メーカーの方で色彩が管理されていたので、撮影されてプリントされて各色がどう映し出されるか予測のしやすさがありました。
デジタルの場合は、無限に近い豊富な色彩のパレットから制作者の好みで選ぶことが出来るので、どの色彩を使うかは自由に選択することができます。
しかし、そこに落とし穴があるわけで、どんな色でも使える代わりに、色彩の知識をしっかり持っていなければ、とんでもないカラーリングを行ってしまうことになるということです。
色相や、トーン(明度や彩度)のことを考えて、単に色の好みだけで決めていかないようにしましょう。
画面をとおして、人の目にどう映るか、色彩効果についてアドバイスをもらって、色彩を決めていくことが大切です。
ひとつ注文をつけました
「真っ白な画面で、キャラクターだけの色彩で良し悪しを判断せず、実際の背景の上にキャラクターをのせて判断しなさい」
背景の色彩とあわせてキャラクターの色彩も考えないと、正しい判断は出来ないですね。
常に、キャラクターと背景はセットです。
キャラクターデザインの色彩設定です。
以前はセルにキャラクターを描写していました。
アニメカラーで試色した何通りかのカラーパターンを作ってキャラクターのカラーリングを決定していましたが、アニメカラーを塗って乾かす時間が必要で、決定するのに手間ひまがかかったものです。
今はデジタルで着彩しますので、あっという間に塗り替えて、画面を見ながら速やかに決めていくことができます。
便利になりました。


デジタルの場合は、無限に近い豊富な色彩のパレットから制作者の好みで選ぶことが出来るので、どの色彩を使うかは自由に選択することができます。
しかし、そこに落とし穴があるわけで、どんな色でも使える代わりに、色彩の知識をしっかり持っていなければ、とんでもないカラーリングを行ってしまうことになるということです。
色相や、トーン(明度や彩度)のことを考えて、単に色の好みだけで決めていかないようにしましょう。
画面をとおして、人の目にどう映るか、色彩効果についてアドバイスをもらって、色彩を決めていくことが大切です。
ひとつ注文をつけました
「真っ白な画面で、キャラクターだけの色彩で良し悪しを判断せず、実際の背景の上にキャラクターをのせて判断しなさい」
背景の色彩とあわせてキャラクターの色彩も考えないと、正しい判断は出来ないですね。
常に、キャラクターと背景はセットです。



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