キャニメーションの森
2006年4月から開設していましたブログ「アニメーションの森」の続編です。デザインの専門学校で一昨年前40周年を迎えたアニメーション学科の学生たちの授業の様子やキャンパスレポート、卒業生の活躍を主に更新しておりますが、その役割はODCのホームページに任せて、ここのところは、プライベートなことをつぶやいています。
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風物詩となったベートーヴェン「第九」
1万人の合唱隊で歌い上げる「サントリー10000人の第九」も大阪の恒例イベントとして定着。
その合唱メンバーに、うちの娘が抽選に選ばれ参加しているので、観に、聴きに行ってきた。
もちろん初めてです。
今年で
29回目を迎えるコンサート。
最初は故山本直純さんが指揮を務めていたが、現在は佐渡裕さんがタクトを受け継いだ。
今年の「10000人の第九」は
3月に東日本大震災が起こった年ということもあり、仙台会場と大阪城ホールとを中継で繋ぎ、共に歌う特別な構成になっている。ベートーヴェンがこの第九に「すべての人は兄弟になる」というメッセージを込めているので、テーマのつながりとしては申し分ない、心をつなぐプロジェクトとなった。


第4楽章の
合唱部分の楽譜が配布され、観客も一緒に合唱できます。
12月23日(金・祝)
15時55分から毎日放送(MBS)、東京放送(TBS)、北海道放送(HBC)、中部日本放送(CBC)、 RKB毎日放送(RKB)、TBC東北放送(TBC)、IBC岩手放送(IBC)、 テレビユー福島(TUF)のTBS系列8局ネットで放送予定。
DVDにもなるということで、テレビ収録と同様に複数のカメラが入り、場内にも中継され、会場の生の感覚と、テレビ中継でいろんな画面を同時に観る感覚を一緒に味わえてすばらしい。
ステージ上の演奏と合唱だけでなく、1万人の合唱隊は観客と隣接したエリアで、客席からの合唱なので、自分たちもステージと一体になった感覚になり臨場感を直接味わえた。
「ブラボー!」
大勢の人が立ち上がって鳴り止まない拍手。
前半の
第一部では、ゲストの平原綾香さんが、自らが交響曲第九第三楽章に歌詞をつけた「LOVE STORY」も歌いあげた。
オーケストラをバックに熱唱した「Jupiter」は最高。今まで聞いた、CDやテレビの番組のものとは比べ物にならない、宇宙が丸ごと大阪城ホールにやってきたようなスケールの大きさを感じた。
コンサートの最後は
お決まりの、観客も一緒になっての「蛍の光」の大合唱だが、今年は、仙台との二元中継ということもあって、「ふるさと」もプログラムに加わった。
場内の照明の効果が加わって感動的な演出。感無量。


涙もろい
佐渡さんは、すっかり涙ぐんでいた。
「指揮者は自分で歌う訳でなく、聞き役のようなものだから」だって。
3時間の
コンサートは、出演者も観客も、大阪も東北も、時空を飛び越えてひとつになった素晴らしいものだった。
終演後
一万人以上が会場を出ると、大阪城ホール周辺はこんな感じです。


来年
見に行ってみようと思っている方は、開演前も休憩時間もトイレが混雑するので要注意。
女性は、並ぶだけで30分以上だったそうです。
1部2部の休憩時間にトイレに並んだんだけど、順番がまわって来ずにタイムアウト。結局そのまま客席の戻る人が大勢いいた。
合唱する出演者も、同じ列に並んでいました。
かわいそう。大変です。

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