キャニメーションの森
2006年4月から開設していましたブログ「アニメーションの森」の続編です。デザインの専門学校で一昨年前40周年を迎えたアニメーション学科の学生たちの授業の様子やキャンパスレポート、卒業生の活躍を主に更新しておりますが、その役割はODCのホームページに任せて、ここのところは、プライベートなことをつぶやいています。
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アニメーション業界でアニメーターに
なろうと思えば、デッサン力は欠かせない、重要なスキルです。アニメーション学科もキャラクターデザイン学科も、進級後もカリキュラムに「デッサン」の実習を用意しています。1年生では石膏像を対象に制作しましたが、2年生では人体を描きます。最初はクロッキー。アニメーターになるためのデッサンスキルにクロッキーは重要だからです。
じっくり観察して、外形だけでなく、対象の構造を考えながら、質感や明暗を面でとらえながら細かく描写していくデッサンと違って、はすばやく観察して対象の形をつかみ、線で的確に描くクロッキー。細かいところにこだわりすぎると全体が見えなくなり、人体とは思えないような崩れたプロポーションやバランスになってしまう。
クロッキーは早描きなので、デッサンのように消して修正して描き直すことは基本的にありえない。だから、描き始めと同時に、瞬時に構図のイメージをつかむことができなくてはならない。しかし、これには慣れが必要で、できれば新学期の授業の始まる前に、練習して習得しておきたい。そのための、スキルアップ講座内での先行クロッキーだ。
このように、七頭身のプロポーションの基本を知っていれば、限られた時間の中で、画面を有効に使って作画するのに大いに役に立つ。人体の観察と描写に集中して、1枚でも多くのクロッキーを行なうことができる。
参考にしてほしい。
さらに
クロッキーを上達させるには、人体の骨格や筋肉について。あらかじめ知識を持っておくと良いでしょう。線で描いていくのでついついシルエットで描いてしまいがちです。人体は立体なので、やはり、厚みや奥行きといった塊としての理解が必要です。シルエットという外周だけを観察するのではなく、形の仕組みを理解してクロッキーを行なうと人体らしく表現できるようになるでしょう。
立体を線だけで表現すること自体、無茶なことをやっているわけです。観察の視点(アイレベル)に変化をつけてアングルを工夫してみるとか、線の強弱を使ってものの凹凸を表現したり、陰影をつけて立体を表現したりというテクニックもありますが、やはり、最初は、プロポーションを理解して画面にまとめることからスタートしましょう。
なろうと思えば、デッサン力は欠かせない、重要なスキルです。アニメーション学科もキャラクターデザイン学科も、進級後もカリキュラムに「デッサン」の実習を用意しています。1年生では石膏像を対象に制作しましたが、2年生では人体を描きます。最初はクロッキー。アニメーターになるためのデッサンスキルにクロッキーは重要だからです。
じっくり観察して、外形だけでなく、対象の構造を考えながら、質感や明暗を面でとらえながら細かく描写していくデッサンと違って、はすばやく観察して対象の形をつかみ、線で的確に描くクロッキー。細かいところにこだわりすぎると全体が見えなくなり、人体とは思えないような崩れたプロポーションやバランスになってしまう。
クロッキーは早描きなので、デッサンのように消して修正して描き直すことは基本的にありえない。だから、描き始めと同時に、瞬時に構図のイメージをつかむことができなくてはならない。しかし、これには慣れが必要で、できれば新学期の授業の始まる前に、練習して習得しておきたい。そのための、スキルアップ講座内での先行クロッキーだ。

このように、七頭身のプロポーションの基本を知っていれば、限られた時間の中で、画面を有効に使って作画するのに大いに役に立つ。人体の観察と描写に集中して、1枚でも多くのクロッキーを行なうことができる。
参考にしてほしい。

クロッキーを上達させるには、人体の骨格や筋肉について。あらかじめ知識を持っておくと良いでしょう。線で描いていくのでついついシルエットで描いてしまいがちです。人体は立体なので、やはり、厚みや奥行きといった塊としての理解が必要です。シルエットという外周だけを観察するのではなく、形の仕組みを理解してクロッキーを行なうと人体らしく表現できるようになるでしょう。
立体を線だけで表現すること自体、無茶なことをやっているわけです。観察の視点(アイレベル)に変化をつけてアングルを工夫してみるとか、線の強弱を使ってものの凹凸を表現したり、陰影をつけて立体を表現したりというテクニックもありますが、やはり、最初は、プロポーションを理解して画面にまとめることからスタートしましょう。
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