キャニメーションの森
2006年4月から開設していましたブログ「アニメーションの森」の続編です。デザインの専門学校で一昨年前40周年を迎えたアニメーション学科の学生たちの授業の様子やキャンパスレポート、卒業生の活躍を主に更新しておりますが、その役割はODCのホームページに任せて、ここのところは、プライベートなことをつぶやいています。
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球技大会といえば、ソフトボールですが、今年はドッジボール大会。しかも、球技大会史初の屋内競技。舞洲アリーナを終日借りきって、思いっきり身体を動かしました。
いつもなら
秋の学校祭時期に開催される球技大会でしたが、昨年は学校創立50周年のイベントと重なり、年が明けた、最終学期最後のこの日が開催日となりました。
50周年の歴史の中で、運動会の時期もありましたが、40年以上、ソフトボール大会が運営されていました。淀川河川敷の舞台から始まり、千里の万博記念公園スポーツ広場での開催。途中、Jリーグ発足の年は、サッカーも行なわれたり、扇町公園で運動会を行なったり、ここ2年では、キックベースボールとの選択制で開催したり、いろんな試みを行なってきました。
さて、初めてのドッジボール大会。いかがなりますやら。
舞洲アリーナは
JR大阪環状線西九条駅でJRゆめ咲線に乗り換えて、終点桜島駅下車。
そこから、舞洲スポーツアイランドを結ぶ、舞洲アクティブバスに乗車。「アリーナ東」で下車すれば、目の前が舞洲アリーナです。
200円先払いだよ。


大阪市が
2008年のオリンピック招致を目的に建設した体育館ですが、大阪オリンピックは実現しなかった。街の中心から離れたここって、普段は何に使われているんでしょうか?
アリーナは
天上が高く、観客席も広く、球技大会イベントにはもったいないくらい大きい! すごい! うれしい!

さっそく
ドッジボールのコート作り。白色テープを床に貼って、ラインを引きます。



アリーナ会場内は、土足入場厳禁です。
室内シューズ、上履き、スリッパ等に履き替えましょう。




ナイキ、アシックス、アディダス、プーマ…
ふつうのうわばき。

びっくり!
1面作りきらずに、テープを一本使い切ってしまった。

たかがドッジボールコートと侮るなかれ。
公式サイズに従ってコートを作ってみると、けっこう広い!
開会式
選手集合せよ!


選手宣誓。


準備運動のラジオ体操。


アニメーション学科とキャラクターデザイン学科は、両学科の1年生が一緒になってチームをひとつ作りました。偶然、チーム募集の説明会で、高校の時の友だち同士が再会して、両チームとも「うちのクラス、男子が乗り気じゃないねん」「人数そろうか不安」という会話から、コラボチームが実現。
アニメ&キャラチームは
Aコートで予選を戦いました。





女の子ばかりのチームですが、気持ちで負けないように、こんなTシャツ着てきたんだって。

忍者も登場!



しかし、やっぱり女の子だけのチームじゃ、勝ち進めません。
2試合連続で、コテンパンにやられてしまいました。
だって、2戦目なんて相手全員男子だったんだよ、可哀想に。
忍たまが、全力で投げるんだけどコートの向こうの味方のところまでとどかない。


せっかく味方ボールになっても、投げると相手ボールに変わってしまう。
相手チームは、それを見て笑うんだよ。勝負事のこういう時って人間性が出るんだね。
アニメ&キャラクターは針のむしろに閉ざされました。
予選の最終戦。やはり相手チームは男子主体のチーム。
ひょっとしたら、「ハンデもらえないか審判に頼んでみよう」ということになったんだけど、「承知でエントリーしてもらっているのだから聞き入れられません。ルールはまげられません」と、けんもほろろ。
一勝も出来ないチームの泣き言として冷たくあしらわれてしまいました。そんなつもりで懇願したわけではないんだけど…
二試合続けて負けた直後は、参加してくれなかったクラスの男子を怨んだりもしましたが、こうなってしまえば開き直りです。最後の試合を、全員で楽しむことに、覚悟を決めました。



あらためて円陣を組んで、仲間と声を掛け合いました。

試合開始です!

相手チームは、完全に男子が前に出てきて、自由にボールを回します。

全員女の子なので狙い放題。
忍たまのうずしおナルトが、最初の標的にされてしまいました。

ボールが自軍のコートに!

やっと自分たちのボールになったので、大切にしたいんだけど…

味方に投げてもボールがとどかず、すぐに敵のボールに変わってしまう。

コートの人数が、どんどん少なくなっていく。

相手の男子に、思ったとおりにボールを回され、勝敗は時間の問題になってきた。
でも、簡単には負けないよ。全員で大きく声を掛け合って、励まして、気合を入れて。

しかし、とうとう、最後の一人。
さんざん走らされ、ボールをぶつけられてしまった。
相手チームの男子は大喜び。

負けはしましたが、納得の負け。
でも、みんなで力を合わせることが出来た実感が、爽やかさを感じさせます。
一勝も出来なかったけど、最後の試合は、みんなが一つになれた。
感動しました。


あらためて円陣を組んだ。

表彰式
賞にも無縁で、完全にお客さん。
唯一の女子ばっかりのエントリーチームに、何かくれても良かったんじゃない?
まあ、いいか。そんなものより、もっと大切なモノを手に入れることが出来たかも。

みんな、お疲れ様でした。
大会後のスナップ(写真:前田先生)

コートのラインを剥がす。


なでしこに、涙は似合わない。笑ってアリーナにさよなら。
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