キャニメーションの森
2006年4月から開設していましたブログ「アニメーションの森」の続編です。デザインの専門学校で一昨年前40周年を迎えたアニメーション学科の学生たちの授業の様子やキャンパスレポート、卒業生の活躍を主に更新しておりますが、その役割はODCのホームページに任せて、ここのところは、プライベートなことをつぶやいています。
Entries

新入生が、アニメーション学会の研究会に参加しました。
大阪芸術大学で
毎月行われている特別授業ですが、講師の方がご高齢であることもあり、ご自宅からの近場で会場を提供できる施設を探しておられるところ、大阪駅から近い、大阪デザイナー専門学校をピックアップしていただきました。
講師は渡辺泰さん
有文社『日本アニメーション映画史』(渡辺泰さん 山口且訓さん共著を)、毎日新聞社『手塚治虫デビュー作品集』を執筆された、日本のアニメーションやマンガ研究の第一人者と言っても良い人。
昭和9年にお生まれになったということは、御年79歳。
東映動画(今の、東映アニメーション)の『白蛇伝』『わんぱく王子の大蛇退治』の上映や、虫プロダクションの創立をリアルタイムで見て、日本のテレビアニメーションの進化を見届けている、稀代な研究者のお一人である。
研究会には
大阪芸大や関西学院大学の教授や講師の方をはじめ、多くの有識者が参加。
そんななかにまざって、ODCの新入生が、特別授業を受講しました。


「専門学校で
まさか、大学の教授や講師と同席して、学会の講義を受講できるなんて思わなかった」
しかも、今回の研究会の特別講師は、アニメーションの生き字引である雲の上のような人。
生き証人とも言える方です。



この日の
レクチャーのテーマは、「世界アニメ史講座 フライシャー兄弟」でした。
『道化師ココ』『ベティ・ブープ』『ポパイ』『スーパーマン』
ディズニーとは、ちょっと違ったアニメーション表現と技法を使った、アニメーション作家についての講義を聞くことが出来ました。
貴重な映像も、いっぱい見ることが出来ました。
スポンサーサイト
0件のコメント
コメントの投稿
0件のトラックバック
- トラックバックURL
- http://odcanime.blog40.fc2.com/tb.php/1893-09a98125
- この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)