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後期のテーマは〝観察〟から〝描写〟に

先週の「デッサン」の授業 
前期は〝観察〟が課題でした。
だから、画材は木炭が使用されました。

08917デッサン1木炭は、画面(木炭紙)に塗るというよりも、乗せていくという感じに近い作業で進めていく画材です。
だから、描いたとしても、叩いて消しやすいのです。
消すのではなく、画面に乗っかっている木炭を、叩き落とすという感じです。

つまり、消す作業を行うのが前期のデッサンのテーマだったのです。

描くことを学びに来たにもかかわらず、〝消す〟なんて! と思うのですが、

「観察して、間違いに気づいて、勇気を持って消し、さらによく見て描く。」

これがデッサンの観察力の上達のポイントなのです。

みなさん、いっぱい消しましたか?

08917デッサン2一所懸命に描いたものを消すのには本当に勇気が要ります。
そこまでのガンバリをリセットするわけですから。

でも、間違って描いたものをそのまま書描き進めても、それは観察の勉強にはなりませんね。
「こんなに描いたんだから、もったいない」
「描き直すのがめんどくさい」
「これぐらいの観察ミス、どうってことない。この後の描写でつじつまあわせすればいいやん」

では、絵は上達しません。

自分の好きなように描くだけなら、デッサンする必要ないじゃないですか。08917デッサン3

「よく見て描きなさい」
ということは大切なことです。
だって、見たことないものは描けませんし、知らなかったら描けないのですから。

観察しやすい対象として
動かない、真っ白な、手ごろな大きさの石膏像を教材として使っているだけで、対象は何だってかまわないのですよ。
1年生のこの時期に、石膏像という教材を対象にして、しっかり〝観察〟することを学んでください。
そうすれば、2年生に進級してから、対象が人体になっても(裸婦デッサンやクロッキー)迷わず描けるでしょう。対象が風景や物に変わっても同じことです。


08917デッサン4後期は 
観察プラス、〝描写〟が、課題のテーマになりました。

だから、画材も〝鉛筆〟にかわりました。

「デッサン」の授業だけでなく、「イラスト基礎」も「立体構成」も、同テーマで取り組んでもらっています。

よく見て、細かく、じっくりと描き込んでください。
たんに写実するだけでなく、描写から、雰囲気やムード、臨場感、らしさ、ユニークさが表現されてくれば素晴らしいですね。

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プロフィール

大阪で、アニメーションの仕事に関わり、現在は、大阪デザイナー専門学校(旧称・大阪デザイナー学院)で、アニメーション学科とキャラクターデザイン学科の1年生2年生の担任をしています、森宏樹です。 手技や映像に関する授業を担当し、描いたり作ったりの指導をしています。

MORI Hiroki

Author:MORI Hiroki
たった15秒や30秒のコマーシャルが、大きな映画にも負けない感動を与えてくれる。
カメラマン宮川一夫が撮影した「トリスウィスキー」の作品は、大好きなCFのひとつ。

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