キャニメーションの森
2006年4月から開設していましたブログ「アニメーションの森」の続編です。デザインの専門学校で一昨年前40周年を迎えたアニメーション学科の学生たちの授業の様子やキャンパスレポート、卒業生の活躍を主に更新しておりますが、その役割はODCのホームページに任せて、ここのところは、プライベートなことをつぶやいています。
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アニメーション1年生の
デジタルアニメの授業では、キャラクターと背景が一緒に動く画面作りにチャレンジ。
今回の課題は、実習「アニメ原理」の授業で作成したキャラクターのアクション動画と、アニメ背景の授業で描写した背景画が、撮影されてミックスして完成する課題です。

課題の内容は何かというと
カメラワークで、バックPANを使ったFollowの撮影実習。
キャラクターが
画面を横切るように歩いています。
それだと、F・O(フレームアウト)してしまうので、いつまでも画面の中で歩き続けているように見せようとすれば、カメラをキャラクターに付いて移動撮影しながら写すカメラワークが必要です。
そのカメラワークが、Follow。平行移動撮影です。
アニメーションでは
カメラは固定されている概念でカメラワークを考えます。なので、Followの画面を表現するには、大きな背景を描いて用意して、撮影時に横に動かす方法をとります。
もちろん、アニメーションですから、ひとコマひとコマ、背景をスライドさせていくわけです。

背景は
ひとコマ撮りですが、キャラクターは2コマ撮りかもしれませんし、3コマ撮りかもしれません。
歩く歩幅も、キャラクターによって違うでしょう。
そのキャラクターの動作にあったタイミングを計算して、パソコンを設定、操作しなければなりません。具体的には、脚をみぎひだりと動かして2歩、歩くのに、8枚の動画を描いたとします。それぞれを3コマ撮りすると、2歩歩くのに24コマ撮影されることになります。その2歩の歩幅の距離が120ミリならば、1コマ撮影するごとに5ミリずつ背景をスライドさせればいいわけです。
ただし、デジタル画面での距離単位は、定規にあるミリ表示ではないので、ピクセル値に換算して距離の数値を出さなければなりません。スキャニングした時の解像度をいくらにしていたかが大切になります。

設定した解像度から、1ミリがどれだけのピクセル値になるかは、ネットの変換サービスで簡単に調べることが出来ることを教えてもらった。
「ピクセル値変換」というキーワードで検索すれば、いろんなサイトを見つけることが出来るよ。
これによると、今回の課題の数値は、1㎜は約7ピクセルだということが分かった。
距離÷コマ数のことが理解できたら
歩くだけでなく、走らせたりスキップさせたりする場合でも、正しく背景を動かすことが可能になります。

背景と
キャラクターの構図上での位置関係やサイズ。バックPANのタイミング。
いろんな要素が上手く合わさって、いい動きが完成します。
前から不思議に思っていたんだけど、今の若い子たちって椅子の座り方に個性があって、見ていて面白いんです。
椅子の上に正座したり、体育座りしたり。
椅子の生活に馴れた若い人でも、畳や床の座り方が楽だと座る人たちが多いのでしょうか?
あっ、ちなみに大阪では、体育座りは三角座りって言ったりもします。
体操座り、お山座りとも言うそうです。
デジタルアニメの授業では、キャラクターと背景が一緒に動く画面作りにチャレンジ。
今回の課題は、実習「アニメ原理」の授業で作成したキャラクターのアクション動画と、アニメ背景の授業で描写した背景画が、撮影されてミックスして完成する課題です。

課題の内容は何かというと
カメラワークで、バックPANを使ったFollowの撮影実習。
キャラクターが
画面を横切るように歩いています。
それだと、F・O(フレームアウト)してしまうので、いつまでも画面の中で歩き続けているように見せようとすれば、カメラをキャラクターに付いて移動撮影しながら写すカメラワークが必要です。
そのカメラワークが、Follow。平行移動撮影です。
アニメーションでは
カメラは固定されている概念でカメラワークを考えます。なので、Followの画面を表現するには、大きな背景を描いて用意して、撮影時に横に動かす方法をとります。
もちろん、アニメーションですから、ひとコマひとコマ、背景をスライドさせていくわけです。

背景は
ひとコマ撮りですが、キャラクターは2コマ撮りかもしれませんし、3コマ撮りかもしれません。
歩く歩幅も、キャラクターによって違うでしょう。
そのキャラクターの動作にあったタイミングを計算して、パソコンを設定、操作しなければなりません。具体的には、脚をみぎひだりと動かして2歩、歩くのに、8枚の動画を描いたとします。それぞれを3コマ撮りすると、2歩歩くのに24コマ撮影されることになります。その2歩の歩幅の距離が120ミリならば、1コマ撮影するごとに5ミリずつ背景をスライドさせればいいわけです。
ただし、デジタル画面での距離単位は、定規にあるミリ表示ではないので、ピクセル値に換算して距離の数値を出さなければなりません。スキャニングした時の解像度をいくらにしていたかが大切になります。

設定した解像度から、1ミリがどれだけのピクセル値になるかは、ネットの変換サービスで簡単に調べることが出来ることを教えてもらった。

「ピクセル値変換」というキーワードで検索すれば、いろんなサイトを見つけることが出来るよ。
これによると、今回の課題の数値は、1㎜は約7ピクセルだということが分かった。
距離÷コマ数のことが理解できたら
歩くだけでなく、走らせたりスキップさせたりする場合でも、正しく背景を動かすことが可能になります。


背景と
キャラクターの構図上での位置関係やサイズ。バックPANのタイミング。
いろんな要素が上手く合わさって、いい動きが完成します。



椅子の上に正座したり、体育座りしたり。
椅子の生活に馴れた若い人でも、畳や床の座り方が楽だと座る人たちが多いのでしょうか?
あっ、ちなみに大阪では、体育座りは三角座りって言ったりもします。
体操座り、お山座りとも言うそうです。
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