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チャップリンの映画にカット割りを学ぶ〔2〕

9月26日の記事「映像演出論の第2回目」の続き

被写体にカメラを向けて撮るだけという映画草創期の延長でチャップリンの『街の灯』を鑑賞していると、思った以上にいろんなカメラワークや映像効果が使われていることに驚く。

今回は
オーバーラップ(over lap)

前の画面に次の画面がダブるように、徐々に現れ同時に次の画面は消えていく画面転換技法(場面転換の場合もある)。
映画制作の現場ではOL(オーバーラップ)という言い方で通常使われているが、正確にはディゾルブ」というようだ。

時間経過の表現、回想シーンへの転換、シーンの移行などの効果があるが、『街の灯』のこのシーンではズームの表現と同じ発想で使用されている。

作品のオープニング同様、レンズにズームの仕組みが無かった時代。
ましてや、撮影現場にレールを敷いて台車に三脚とカメラを乗せて被写体から遠ざかりながら撮影するドリーアウトやトラックバックだと、視点が移動する表現に変わってしまい、意識の中で花束の持ち主を説明したり人物の居場所や情況を説明する意味とは様子が変わってくる。

CITY LIGHTS OL 

撮影技術が進歩して
ズームレンズやクレーン撮影、ステディカム (Steadicam) を使えたとしても、このケースはOLで正解に思う。

OLを使うことで
登場人物である彼女の女性らしさや、画面の柔らかさや優しさが表現できている。
ここまで、カットで画面をつないでテンポとリズムを作ってきたチャップリン。
主役の女性の登場の場面で一転してOLを使用
映画のセンスの良さをとてもよく感じさせるモンタージュである。

 

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プロフィール

大阪で、アニメーションの仕事に関わり、現在は、大阪デザイナー専門学校(旧称・大阪デザイナー学院)で、アニメーション学科とキャラクターデザイン学科の1年生2年生の担任をしています、森宏樹です。 手技や映像に関する授業を担当し、描いたり作ったりの指導をしています。

MORI Hiroki

Author:MORI Hiroki
たった15秒や30秒のコマーシャルが、大きな映画にも負けない感動を与えてくれる。
カメラマン宮川一夫が撮影した「トリスウィスキー」の作品は、大好きなCFのひとつ。

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