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クレイで動物を作る[1]

粘土造形の課題の2つめです。

前回の野菜・果物制作は、どちらかと言えば、クレイ(粘土)に慣れてもらうウォーミングアップのようなもの。
第2回の課題は、キャラクター造形を意識してもらって、動物(昆虫も魚類も生き物全般)を作成。けっしてリアルに模写するのではなくマンガチックな造形を心がけるよう注文をつけました。 

予定では
第3回も用意しております。
第3回は、完全にキャラクターを意識してデザインしてもらいます。
今回はそのための予行演習といえるかもしれません。 

使用するクレイも
とりあえず手に入れてもらった粘土ということじゃなく、自分の表現や作りたいものにあわせて選んで購入してもらいました。

教室に初めて081014学生9姿を現した樹脂粘土
樹脂粘土は透明感があって蝋(ろう)のような質感。紙粘土のがさっとした仕上がりとは違って、きれいなな感じです。
でも、使った生徒の報告では、柔らかすぎて扱いが難しかったそうです。

前回と
同じクレイで作業した人は、勝手知ったりで、さらなる表現の追求を目指す。
新しい種類のクレイにチャレンジした人は、ふたつの粘土を比べてみて、次回の制作に向いているものをよく吟味してもらいました。 

今回の課題としての工夫は
粘土だけでの造形でなく、ガラス、プラスチック、木、綿、化繊などでできた「もの」とドッキングさせて造形に取り入れて作る。
そんな注文を生徒たちに与えました。
ビー玉、コード、紐、ビーズ、モール、リボンなど…
粘土と全く違う質感のものが、ミスマッチで面白そうですね。

081014学生1 081014学生2 081014学生3 081014学生4 081014学生5 081014学生6 081014学生7 081014学生8 081014学生9 


生徒と一緒に作ってみました
ライオンです。
スケッチです。
081014スケッチ1 081014スケッチ2
スケッチは大切です。
目の前にあるものを模写するわけではないので、頭の中にあるイメージを具現するために描くことから始めます。
描いてみて気づくこと、確認できることがいっぱいあります。
マンガのように描いてみました。
マンガチックにデザインするように・が課題なので。
でも、マンガは平面表現。
作るものは立体なので、一方向からのアングルのスケッチではなく、何種類かのアングルで描いておきます。

081014スケッチ3たてがみに 
コード(ひも)を使うことにしました。
大阪サンセイ、ユザワヤ、ABCクラフト、店によって扱っている商品が若干違います。
ABCクラフトの大黒様のマークが入っている15m巻の商品を使うことにしました。
光沢があって、粘土の質感とコントラストがつきそうです。
細、中、太のを購入。
色彩も大切です。
変化をつけるために2色用意しました。
商品を購入してからスケッチを描くか。
最初にスケッチを描いてからイメージに合った商品を探すか。
今回は商品を先に購入。
イメージしたとおりの物を探すのは思っている以上に大変なものです。
だから、先に、あるものを見つけておいて、それを利用してスケッチしました。

081014スケッチ4芯になる骨組みを作る 
軟らかい粘土が重さで変形しないように。
作り込みながらプロポーションが変わって来ないように。
粘土の量を少なくして、乾きが速くなるように。
細い腕にも芯材を入れます。折れないように補強のために。
割り箸にナイロンひもを撒いて作りました。
角材や凧糸など、いいものがあるはずですが、学校の中にある適当なものを拝借。
尻尾には針金を入れることにしました。
スケッチは、実物サイズをイメージして描きましたので、設計図代わりに寸法を参考にできます。

081014スケッチ4 

たてがみの
コードは、前もって長さを揃えて切っておきます。
植え付ける部分によって、変化をつけたいので、2種類の長さを用意しました。
コードは組んだ紐なので、ほぐしてやわらかい感じにしました。
081014コード1 081014コード2 081014コード3 081014コード4 

クレイは
石粉粘土のマイネッタを使用。
他の石粉粘土(ラ・ドール、プルミエ、アーチスタフォルモ)と比べると少し高価。
今回初めて使ってみた。
マイネッタ
石粉粘土は、どの商品も、練った時に硬い感じ。
マイネッタは、さらに腰が強いように思う。その代わりと言っていいのか、紙粘土のように手についたり机の上を汚すことがなくすごくいい。
作業用の下敷きを用意したが、机の上で作ってしまった。
ライオン1 ライオン2
大きな大ざっぱなものを作るのには良いが、フィギアのような細かな造形のものにはストレスがたまる粘土だ。
粘土どうしの接着、同化は、軟らかい時点では良好だが、乾いてくると割れやヒビのようなものが目立って、着きも悪くなる。
見た目、美しくないが、乾燥してからパテか液状粘土で修復するつもりなので何とかなるだろう。
値段のことを考えると、今回の造形にはピッタリとは言い難かった。 

来週まで乾燥させて
修復、着彩、たてがみを接着する予定。

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プロフィール

大阪で、アニメーションの仕事に関わり、現在は、大阪デザイナー専門学校(旧称・大阪デザイナー学院)で、アニメーション学科とキャラクターデザイン学科の1年生2年生の担任をしています、森宏樹です。 手技や映像に関する授業を担当し、描いたり作ったりの指導をしています。

MORI Hiroki

Author:MORI Hiroki
たった15秒や30秒のコマーシャルが、大きな映画にも負けない感動を与えてくれる。
カメラマン宮川一夫が撮影した「トリスウィスキー」の作品は、大好きなCFのひとつ。

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