キャニメーションの森
2006年4月から開設していましたブログ「アニメーションの森」の続編です。デザインの専門学校で一昨年前40周年を迎えたアニメーション学科の学生たちの授業の様子やキャンパスレポート、卒業生の活躍を主に更新しておりますが、その役割はODCのホームページに任せて、ここのところは、プライベートなことをつぶやいています。
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美術館見学など
いろんなことがありました、月曜日の「デッサン2」ですが、今週から石膏像が入れ替わり、久しぶりに大きな画面に描くことになります。
F8サイズの
ワトソン紙に、大型の胸像の石膏を鉛筆で描写します。
女子に人気のあった
石膏像を紹介いたします。
モリエール胸像です。
17世紀に、フランスで活躍した喜劇作家・モリエールの肖像彫刻です。
首にねじれがあり、胸部と顔面の正中線にズレがあり、動きを表現できる対象です。マフラーのトップの部分が画面の高さの中央に置けるので、縦のプロポーションの観察がしやすい。
学生たちの人気の理由は、瞳のイメージが施されているところかもしれません。
アマゾン胸像です。
モリエール像と、決定的に違うのは、顔面と胸部の正中線に動きが乏しいこと。
石膏から離れて、うつむいた頭部を表現して描くか、逆に、うんと近づいて、アングルを強調して描くか?
対象の持っている数少ない表情を引き出さなければならないので、より、観察力と描写力が必要です。
シーザー胸像
ローマ帝国将軍ユリウス・カエサルの胸像ですが、セレウコス朝(シリア国)の君主・アンティオコス三世胸像というのが正しいとされている。
大型の胸像の中で、少々小ぶりの像も並べています。
顎の位置が、縦のプロポーションにおいて、中央に位置させることができるので、構図がとりやすい石膏像です。
顔に表れている年齢を感じさせる様々な要素は、作品のイメージ作りにプラスになるので、描写のし甲斐がある対象です。
カップァ・ヴィーナス胸像 。
ローマ、カピトリーノ美術館のヴィーナス。 ギリシア神話におけるアプロディーテーの像
首が左に傾いていて、しかもやや左方向に視線を向けている。肩から首、顔の向きなどの立体のつながりをきちんととらえて表現できれば、趣のある作品に仕上がる。
いろんなことがありました、月曜日の「デッサン2」ですが、今週から石膏像が入れ替わり、久しぶりに大きな画面に描くことになります。
F8サイズの
ワトソン紙に、大型の胸像の石膏を鉛筆で描写します。
女子に人気のあった
石膏像を紹介いたします。

モリエール胸像です。
17世紀に、フランスで活躍した喜劇作家・モリエールの肖像彫刻です。
首にねじれがあり、胸部と顔面の正中線にズレがあり、動きを表現できる対象です。マフラーのトップの部分が画面の高さの中央に置けるので、縦のプロポーションの観察がしやすい。
学生たちの人気の理由は、瞳のイメージが施されているところかもしれません。
アマゾン胸像です。

モリエール像と、決定的に違うのは、顔面と胸部の正中線に動きが乏しいこと。
石膏から離れて、うつむいた頭部を表現して描くか、逆に、うんと近づいて、アングルを強調して描くか?
対象の持っている数少ない表情を引き出さなければならないので、より、観察力と描写力が必要です。
シーザー胸像
ローマ帝国将軍ユリウス・カエサルの胸像ですが、セレウコス朝(シリア国)の君主・アンティオコス三世胸像というのが正しいとされている。

大型の胸像の中で、少々小ぶりの像も並べています。
顎の位置が、縦のプロポーションにおいて、中央に位置させることができるので、構図がとりやすい石膏像です。
顔に表れている年齢を感じさせる様々な要素は、作品のイメージ作りにプラスになるので、描写のし甲斐がある対象です。
カップァ・ヴィーナス胸像 。
ローマ、カピトリーノ美術館のヴィーナス。 ギリシア神話におけるアプロディーテーの像
首が左に傾いていて、しかもやや左方向に視線を向けている。肩から首、顔の向きなどの立体のつながりをきちんととらえて表現できれば、趣のある作品に仕上がる。

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