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2014プレスクール11月

【アニメーション学科プレスクール】

今回のテーマは作画基礎。
「アイレベルを理解して、アニメーションの作画技術を習得しよう」が目標です。

まず、アイレベルとは写真用語で、このように説明されています。
「アイレベルとは、立ったままでカメラを構えた目線の高さのことを指す。」

ということは、その視点で水平アングルで撮影された写真の構図は、普段見馴れた、自然な、安心感のある構図となります。

1枚のスナップショットや、絵はがきの構図であれば、落ち着いた構図は大切ですが、動きが関わってくるアニメーションの構図においては、安定構図のモンタージュだけでは映画の良さは引き出せませんし、変化のある構図をおり込まなければ表現も豊かになりません。

変化のある構図の画面を作画するためには、通常の目の高さのアイレベルだけでなく、低い視点、高い視点、様々なアイレベルの構図で作ができることが必要です。

素敵なアニメーションを表現するには、アニメーターはカメラマンの役割も持って、画面作りをしていかなければならないのです。

アイレベルの違いを
実感してもらうために、角柱の相貫体の石膏を教材として使用。

通常の感覚だと
こんな感じにとらえるのが一般的。
一番、この石膏らしい捉え方ができるアングルです。

角柱の相貫体

置かれている石膏を、少々、高い位置から見降ろしたアングルです。
つまり、アイレベルは高め。

角柱の、上の面が見えているので、その面の高さよりも高い位置から見下ろしているのが分かりますね。
立方体など、四角い箱を、立体として表現するためには、上の面と左右の側面の、みっつの面を見せるアングルが、間違いなく第三者に立体の形を伝えることのできる、確かなアングルです。

しかし、そんなアングルだけでなく、こんなアングルで観察することも可能です。

角柱の相貫体2

見えていた、上の面が見えなくなりました。
側面のふたつの面が見えているだけです。

こんなふうに、見ようと思ったら…

そう! アイレベルを角柱の上の面の高さと水平の高さに置いて、見れば、このように見えますね。

アイレベルと一致している水平なものは、このように、水平線になって見えるのです。


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プロフィール

大阪で、アニメーションの仕事に関わり、現在は、大阪デザイナー専門学校(旧称・大阪デザイナー学院)で、アニメーション学科とキャラクターデザイン学科の1年生2年生の担任をしています、森宏樹です。 手技や映像に関する授業を担当し、描いたり作ったりの指導をしています。

MORI Hiroki

Author:MORI Hiroki
たった15秒や30秒のコマーシャルが、大きな映画にも負けない感動を与えてくれる。
カメラマン宮川一夫が撮影した「トリスウィスキー」の作品は、大好きなCFのひとつ。

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