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アニメーションフェスティバル2015

今年の
卒業制作上映会は、梅田のど真ん中、ランドマークの赤い観覧車でおなじみのHEP FIVEの8階、HEP HALLで開催です。

初めて利用するホール。

でもね、アニメーション学科は、地球的位置で言うと、かつてこの位置で卒業制作の上映会を5年ぐらい行った事があるんだよ。
HEP FIVEが、昔、阪急ファイブだったころ、最上階にオレンジホールという多目的ホールがありました。
1981年の卒業制作上映会から84年の上映会まで、その、オレンジホールで発表していたんだ。

その後、阪急ファイブは取り壊され、1998年にHEP FIVEとして生まれ変わった。
全く新しい商業施設になってしまったが、地上約30メートルのこの空間は、かつて、アニメーションの卒業制作作品の16ミリフィルムや8ミリフィルムが、映写機に装填されくるくると回っていた空間なのだ。

上映会4あれから
何年経ったか、大阪デザイナー専門学校のアニメーションが、梅田の北区角田町のこの地に帰ってきた。

それにふさわしく
今回のイベントのゲストは、卒業生・森本晃司監督。

森本監督や我々世代は、阪急ファイブにはとてもお世話になった世代。
5階にあった駸々堂という本屋さんは、アニメーションやサブカルチャーの書籍の品ぞろえの豊富な店。まだ、アニメイトなんて店が登場する前、大阪でタップや動画用紙、セルを手に入れようと思ったら、東映のファンクラブショップの「ペロ」か、ここ駸々堂しかなかった。
アニメカラーも扱っていた。
放映作品のキャラクター設定集、絵コンテ。
撮影済みのセルが、ビニール袋に詰めて売っていた。
背景付きの、キャラクターがアップショットで描かれているセルは、結構な値段で販売されていた。(ディズニーのアートセルほどではなかったけどね。でも、学生だったあのころのボクらにとっては、簡単には買えない値段だった)

東映の「ペロ」も今はない。
梅田東映会館の3階にあった、アニメショップ、「アニメポリス・ペロ」。
東映ファンクラブ会員になれば、商品を会員価格で購入できるんだ。課題のグループ制作のときは、会員のメンバーがグループにいるかいないかが、制作費を切り詰める大切な要因だった。

上映会3上映会に
話を戻そう。
今回のゲストはもう一人。
イラストレーター・寺田克也さん。
漫画も描き始めてるそうだよ。

森本さんと寺田さんが、イベントで一緒に何かをすることは初めてですが、お二人、プライベートでは飲み友達。
卒業制作の上映会にゲストでお迎えするにあたって、お一人では受けてくれなかったであろう、森本さんが一緒なら関わってみるか、といった具合で実現したトークライブです。

イベントは
3部構成。
第1部は、お二人のトーク。
学生時代の話し。業界デビューの頃の話し。後輩たちに、何を目指してもらいたいか、クリエイターの先輩からのエールをいただきました。

上映会7

第2部は、卒業制作作品上映。

第3部は
ゲスト二人に再登場していただいて、上映作品について講評してもらいました。

上映会10

アニメーション作家の
森本先輩からは、さすがに厳しい言葉を、機関銃のように浴びせられました。

音がなってない。
選曲のセンス。
音楽探しの努力不足。
著作権フリーの音楽を使っているようじゃダメ。あれは、当たり障りのない音楽。
音楽の使いどころ、タイミングもまだまだ。
工夫や良くしようという意識が伝わってこない。

編集が大切。
もっと切れる。
何度も自分の作品を見て。

寺田さんからは、逆に、応援の言葉が。

自分が学生の時も、決してほめられた作品ではない。
作り上げ、発表したことから始まる。
反省は、自分自身の中にあるはず。
それをこれからどうして行くかだ。

プロの視点での

厳しい言葉も、モノ作りの先輩からの、本心の言葉をいただいた。

作者である2年生たちは、これで終わりではなく、4月からプロの現場でクリエイティブの仕事が始まる者ばかり。
先輩の言葉に刺激をもらって、現実に踏み出してほしい。
1年生たちも、アドバイスを自分たちのものでもあると受け止めて、さらに、勉強し、スキルアップしてほしい。




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プロフィール

大阪で、アニメーションの仕事に関わり、現在は、大阪デザイナー専門学校(旧称・大阪デザイナー学院)で、アニメーション学科とキャラクターデザイン学科の1年生2年生の担任をしています、森宏樹です。 手技や映像に関する授業を担当し、描いたり作ったりの指導をしています。

MORI Hiroki

Author:MORI Hiroki
たった15秒や30秒のコマーシャルが、大きな映画にも負けない感動を与えてくれる。
カメラマン宮川一夫が撮影した「トリスウィスキー」の作品は、大好きなCFのひとつ。

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