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デッサン採点【5/12】

連休をはさんで
3週で制作してきた、石膏・木炭デッサンの最初の課題「大顔面・面取り」の最終週。

まずは
最後の制作の前に、全員の制作途中の作品を並べて、合評会を行ないました。

合評会

今回の課題は
完成させる事が目標じゃないよ。
正しく観察する事が課題のテーマ。
どんなに描き進めていても、間違った観察をしている作品は、評価を下げます。

計り棒の使い方を

理解し始めてくれた学生が増えてきたことは大変喜ばしい。
画面の中に、垂直の線や水平の線を描き出したのは、計り棒を意識出来ている証拠。

右に2

あとは
構図をコントロールできるようになってほしい。

多くの作品に
見られることだが、大顔面のように人の顔を模した対象だと、ついつい、顔を画面の中心に描いてしまいがち。
顔の中央に鼻がある。だから、画面の真ん中に鼻を描かなくてはという先入観があるのでしょう。

最初の、中心の観察と描き始めのポイントが間違っているのです。

右に

間違ったままで
描き進めて行くと、正しいデッサンは出来ません。
気づいたところで「消す」作業が必要です。

だけど
せっかく描いたものをリセットするって、屈辱です。勇気がいります。プライドが高ければ高いほど、消すことが出来ません。
でも、覚悟を決めて消すことが、デッサンなのです。

描いた作品を
全部消して、右に5センチほど水平移動させて描き直した作品。

消す1

画面の中央に、作品がまとまりそう。構図が改善されたわけです。

アニメーションには
フレームがあります。そのフレームの中で、どう美しい構図を作っていくかが大切です。
構図を意識しましょう。

最後に
もう一度、この3週間の成果を並べ、合評会しました。

合評会2

大顔面面取り
を使った観察のトレーニング、終了です。

次回は
アグリッパとヴィーナスの胸像の角像です。

アグリッパヴィーナス角像

胸部と頭部が

ねじれていて、構図のまとめ方が少し難しくなります。

画面の中心と

石膏のシルエットの幅の中心を一致させれば、画面の真ん中に対象を描くことが出来るのです。

ヒントをお教えしましょう。

アグリッパ中心 ヴィーナス中心



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プロフィール

大阪で、アニメーションの仕事に関わり、現在は、大阪デザイナー専門学校(旧称・大阪デザイナー学院)で、アニメーション学科とキャラクターデザイン学科の1年生2年生の担任をしています、森宏樹です。 手技や映像に関する授業を担当し、描いたり作ったりの指導をしています。

MORI Hiroki

Author:MORI Hiroki
たった15秒や30秒のコマーシャルが、大きな映画にも負けない感動を与えてくれる。
カメラマン宮川一夫が撮影した「トリスウィスキー」の作品は、大好きなCFのひとつ。

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