キャニメーションの森
2006年4月から開設していましたブログ「アニメーションの森」の続編です。デザインの専門学校で一昨年前40周年を迎えたアニメーション学科の学生たちの授業の様子やキャンパスレポート、卒業生の活躍を主に更新しておりますが、その役割はODCのホームページに任せて、ここのところは、プライベートなことをつぶやいています。
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小型映画「アニメと特撮」
学内で
行方不明になっていた一冊、小型映画 High Technic Series5「アニメと特撮」を譲ってくださる話が突然まい込んできた。
思いもかけない嬉しい話。もう、手にすることもない技術書だと諦めていて、探すこともしなくなっていた一冊だったから。
学科は別の分野
ですが、先輩先生から「知人からですけど、役立ててくださるところにお譲りしてください」とあずかったものをこの度、譲っていただいたのです。

古い本です。
いただいたその本の発行が昭和45年の発行ですから。
実際、自身がこれを手に入れたのは学生時代。
8みりフィルムで、仲間と映画を撮ったり、アニメーションの勉強を行っているころに購入したもの。
アニメや、ウルトラマンやゴジラの情報(もちろん、昭和の時代の情報です!)が記載されているので、とても、興味を持って読めた一冊でした。

71ページ
から紹介されている「2.アニメテクニック・基本と応用」では、虫プロの『鉄腕アトム』のアトムを使った、アトムの6枚の走る動画をセル画で紹介。フォローのしくみと背景との関係も説明されている。
次のページでは、同じくアトムが、脚のロケットを噴射しながら着地し走り出す一連の動きを同様にセルで完成された絵で紹介。
さらに、数ページ使って、東映やおとぎプロからの資料を使って、動物のマンガの動きを6パターン紹介。鹿谷キツネ、魚やウサギです。
それ以外にも、柳原良平さんキャラクターデザインのアンクル・トリスのコマーシャルアニメからリミテッドアニメの動きの分析をタイムシート付きで紹介。
さらにさらに
アニメーターのための動きのバリエーションの紹介ページ。
人物の歩いたり走ったり。
歩き方も走り方も、芝居の演出を変えて、ワンパターンではなく、複数種類を紹介。
それ以外にも、四つ足の動物、鳥の羽ばたき、自然現象の動き等、種類は豊富。
見ていて楽しい。
「アニメートのための考え方」
については、動かして表現する動きの創作の基本について知っておくべきことがまとめられている。
ほんの数ページの紙面にも関わらず、記載されていることは、大切なことばかりだ。
アニメーションの〝スピード〟について。
自然界の約束事。
デフォルメーションについて。
これは、遠近感の誇張にかぎらず、動きの誇張についてもふくまれている。
アニメーションの作画の基本
については、中割りについて説明がされている。
「画のよせ」という言い方を使用しているが、ツメていくテクニックについてだ。
タイムシートについても触れている。
本格的だ。
あの、盛康二さんが紙面を担当している。
中割りについては、さらに別の担当者が、説明を加えている。
リピート(くりかえし)の技法までもが紹介されている。
記載されている資料は
今見ると、古くてどうしようもないものばかりですが、記事の内容は、今に通ずる、大切なことばかりで感動しました。
懐かしい
親友に再会したような思いを抱いて、改めて、月日の流れを感じます。
行方不明になっていた一冊、小型映画 High Technic Series5「アニメと特撮」を譲ってくださる話が突然まい込んできた。
思いもかけない嬉しい話。もう、手にすることもない技術書だと諦めていて、探すこともしなくなっていた一冊だったから。
学科は別の分野
ですが、先輩先生から「知人からですけど、役立ててくださるところにお譲りしてください」とあずかったものをこの度、譲っていただいたのです。

古い本です。
いただいたその本の発行が昭和45年の発行ですから。
実際、自身がこれを手に入れたのは学生時代。
8みりフィルムで、仲間と映画を撮ったり、アニメーションの勉強を行っているころに購入したもの。
アニメや、ウルトラマンやゴジラの情報(もちろん、昭和の時代の情報です!)が記載されているので、とても、興味を持って読めた一冊でした。

71ページ
から紹介されている「2.アニメテクニック・基本と応用」では、虫プロの『鉄腕アトム』のアトムを使った、アトムの6枚の走る動画をセル画で紹介。フォローのしくみと背景との関係も説明されている。
次のページでは、同じくアトムが、脚のロケットを噴射しながら着地し走り出す一連の動きを同様にセルで完成された絵で紹介。
さらに、数ページ使って、東映やおとぎプロからの資料を使って、動物のマンガの動きを6パターン紹介。鹿谷キツネ、魚やウサギです。
それ以外にも、柳原良平さんキャラクターデザインのアンクル・トリスのコマーシャルアニメからリミテッドアニメの動きの分析をタイムシート付きで紹介。
さらにさらに
アニメーターのための動きのバリエーションの紹介ページ。
人物の歩いたり走ったり。
歩き方も走り方も、芝居の演出を変えて、ワンパターンではなく、複数種類を紹介。
それ以外にも、四つ足の動物、鳥の羽ばたき、自然現象の動き等、種類は豊富。
見ていて楽しい。
「アニメートのための考え方」
については、動かして表現する動きの創作の基本について知っておくべきことがまとめられている。
ほんの数ページの紙面にも関わらず、記載されていることは、大切なことばかりだ。
アニメーションの〝スピード〟について。
自然界の約束事。
デフォルメーションについて。
これは、遠近感の誇張にかぎらず、動きの誇張についてもふくまれている。
アニメーションの作画の基本
については、中割りについて説明がされている。
「画のよせ」という言い方を使用しているが、ツメていくテクニックについてだ。
タイムシートについても触れている。
本格的だ。
あの、盛康二さんが紙面を担当している。
中割りについては、さらに別の担当者が、説明を加えている。
リピート(くりかえし)の技法までもが紹介されている。
記載されている資料は
今見ると、古くてどうしようもないものばかりですが、記事の内容は、今に通ずる、大切なことばかりで感動しました。
懐かしい
親友に再会したような思いを抱いて、改めて、月日の流れを感じます。
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