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最優秀賞審査です

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インテリアデザイン学科、イラストレーション学科、コンピュータグラフィックス学科、グラフィックデザイン学科、メイク学科(特殊メイク)、ファッションデザイン学科、プロダクトデザイン学科、そして、キャラクターデザイン学科の優秀賞候補の作品の中から最優秀賞と特別賞を決める審査が始まりました。
それぞれの学科の責任を任されている先生が、候補の学生に代わって作品を説明。あわせて、学科での審査の経緯や候補者のこの2年間の学業の様子を報告します。
先生たちは三票を持って投票します。

インテリアデザイン学科 
インテリアデザイン学科1 インテリアデザイン学科2
〝衣〟〝食〟〝住〟の「住」、人間の生活に直接関係を持つデザイン分野であるインテリアデザイン。
「ひょっとしたら実現されるかも」と思えるような夢を感じさせてくれる着眼点と企画がはまったときに、バツグンの力を発揮するデザインの分野。
実際に建物を作ったり空間を体感させることが出来ないので、プレゼンテーションで、そこをどう感じさせることが出来るかがポイント。
今年のインテリアデザイン学科の賞候補作品は、なかなか素敵な企画でした。
うーん、さすがインテリアデザイン。

イラストレーション学科 
イラストレーション学科絵を描くことの大好きなひとが集まっているイラストレーション学科。
ほっといたら、大きなB1パネルだろうが、5枚でも10枚でも平気で描いてしまう学生が毎年、何人も出てくる学科です。
そのパワーとエネルギーは強力。
卒業の審査が終わって、合否が決定した後でも、展覧会までチョットでも描く時間のすき間があれば、さらに描いてしまう。
描く!という体質が、2年間のカリキュラムから身についてしまうんだろうな。
そんな体質になる素質のある学生、2年間でそのように変身できた学生が生まれてくる。
羨ましい。
今年のイラストレーション学科の賞候補は、描く力を感じさせる素晴らしい才能を感じさせてくれた。
上手い!
ファインアートの次元で終わらずに、デザイン的な展開が見えてくると、すごく面白くなってくるのだが…
デザインの最優秀となると、はたしてどうだろう?
描くことで完了せず、絵を通じて何かを提案する力があれば凄く好い。

コンピュータグラフィックス学科 
コンピュータグラフィックス学科1 コンピュータグラフィックス学科2
ここのところ、グループ制作でのエントリーが続いてきたコンピュータグラフィックス学科だが、今年は個人制作の作品が賞候補でエントリーされてきた。
映像・動画・プリント・さらにはインターネットての展開。
マルチメディアな展開を実現して見せて、刺激的で、果てしない広がりを感じさせてくれた作品だった。
仕組みの利用に気づき、ちゅうちょなく取り入れた行動力が素晴らしい。
伝え方の可能性の大きさを考えさせてくれた。
仕組み、システムは用意されたもの。あとは何を〟伝えるか〝何を〟させてくれるかという、企画の内容です。
目の付け所に〝感動〟があれば、最優秀賞も納得です。

キャラクターデザイン学科 
キャラクターデザイン学科1 キャラクターデザイン学科2
キャラクターの学生って
イラストの学生のように〝描く〟ということに執着があり、貪欲でありということではないんです。
けっこう、好き嫌いがあって、「描きたいものだけ描く」という、我がままでマイペースな連中が多い。柔軟性に欠けるんですね。
そんな中で、キャラクターデザイン学科の賞候補の作者は、素直で真面目で貪欲で熱心で。
イラストの学生たちと同様に、「展覧会でさらなるパフォーマンスを!」と、合否発表後も作り増やし制作続けています。
その姿勢はクラスメイトにも伝染させ、周囲に刺激とパワーを与えましt。

キャラクターって
人間の生活の中で、どれだけひとを幸せにさせることが出来るのでしょう。
インテリアやファッションやプロダクトデザインのように、生活に直接結びついている分野には分かりやすい答えがありますが。
いやいや、キャラクターも負けてはいませんよ。
キャラクターデザインだって、ひとを癒したり、気持ちを幸せにすることが出来るんです!
ただし、そのためには、作り手の自己満足で終わってしまってはいけません。

キャラクターというツールを使って
人間と社会のコミュニケーションを心地よく円滑にしていく。
そんな力を持っているキャラクターを創作することをテーマに生徒たちは学習してきました。
今年の学年の頂点に、大植さんの作品があります。

ヨウナシアン
という「っぱなし」キャラクターを使って、全世界の熱中夢中人間たちにエールを送ります。
勇気と愛を与えます。
ユーモアも!
けっして、思いつきのダジャレだけじゃないんだよ。

それが
審査に参加してくださった先生たちにとどけばいいんだけどなあ。
作者に代わってのわたしのプレゼンテーションが、作者・大植さんの足を引っぱらなければよいのだが。
いや、彼女の画力表現力一生懸命ユーモアがそのまま伝われば、わたしの余計なおしゃべりはヨウナシアン!

作者は
描くだけでなく、取ってさわってもらえるグッズも作りました。展覧会に向けてさらに作り続けております!
想像のイメージだけでなく、現物を作れることも、キャラクターデザイン学科の特徴としてアピールします。

キャラクターデザイン学科の
教師一同が、何とか彼女を最優秀賞に推したい理由に、作者の計画性があります。
夏休み前には基本の企画は完成させ、夏休みも有効に利用。
家族旅行に自分のキャラクターを連れて行って、写真集を作ったり。
多くのクラスメイトが、いつまでも自身の企画を自分で決めることをせずもたもたしているのを尻目にスイスイ。
この計画性って、デザインの世界でとっても大切なことでしょ!?

それらを課題とせず、自発的にこなしてきた彼女こそ最優秀賞にふさわしい!
ガンバレキャラクターデザイン学科大植さん! ヨウナシアン! 

グラフィックデザイン学科
グラフィックデザイン学科1企画の段階から、大勢の先生の審査を通過してくるだけあり、グラフィックデザイン学科の卒業制作は、目の付け所や何故この作品を作るのかという意味・コンセプトが常にしっかりしている
平面においての構成も、編集・レイアウトのことに厳しい先生が大勢控えているので、パネルプレゼンテーションは完璧だ。
デジタルテクニックもこだわりを持った指導を受けてきた結果、洗練された作品が上がってくる。
生徒たちも、センスよくレイアウトする意識に向いていて、完成度は素晴らしい。
年によっては、想像図やイメージ画だけでなく、ダミーや実物を作って完成させる作品が登場する。
今年は、その部分が物足りなかった。

特殊メイクコース 
メイク学科特殊メイク1 メイク学科特殊メイク2
これは凄い。
大きい、真似できない、時間かかってる、お金かかってる。
ボリューム感でいうと、群を抜いた存在感あり! 

少々日常から外れたところにある特殊メイクの世界だが、アートな存在感は今年も健在。
学生通用口に飾っているエイリアンのレプリカ像が、ODCの顔にもなっているということを見れば、創造物のインパクトの強さを実感できます。

展覧会終わったら、どうするんやろ? 家に持って帰って飾るのかなあ。

ファッションデザイン学科 
ファッションデザイン学科1 ファッションデザイン学科2
ファッションの学生も、お金かけて作ります。
服の生地代だけでもバカにならないでしょう。
お金をかければ良いものが出来るということではありませんが。
先の特殊メイクもそうですし、ファション、プロダクトのもの作りには材料費がかかります。
キャラクターの学生たちのなかには数枚のパネル代を渋って、やりたいことを抑えて遠慮しながら作ってしまう生徒もいますが、作りたいことや表現したいことに、努力やお金をつぎ込む決断力と実行力は素晴らしい。
「よくやったなあ」と感心します。
経費をかけれないなら工夫と努力をすればいい。
どちらも欠けていると、お粗末です。

プロダクトやファッションって、他人が作った既製のものを借りてきて作るわけには行かないしんどさがあります。

マネキンに着せての展示プレゼンでしたが、ファッションショーのように、人が着て動くと、またイメージが変わるのでしょう。
白黒の色彩だったので、それが生える展示の演出があっても良かったか。
スパンコールとビーズで作った手作りアクセサリーは秀逸でした。

プロダクトデザイン学科 
プロダクトデザイン学科1 プロダクトデザイン学科2
乳癌早期発見のための自己診断型医療チェック器具のデザイン。
特殊な器具のため、展示会で実際にデモンストレーションできる商品の展示とまでは行きませんでしたが、プロダクトデザイン学科が常に掲げている、〝対人間〟のテーマにふさわしい提案がなされていました。
今年のプロダクトデザインコースは男性ばかりのクラスだったそうです。
卒業制作担当者からは、あえて、「男性目線から見た、商品やデザインの提案」が出題されました。
乳癌に対する、また、診断時にうける恐怖や不安かを少しでも取り除くことが出来ればという、作者の人間に対する思いやりや優しさを強く感じた作品でした。

今年の卒業制作の
最優秀賞候補作品は、企画の内容に素晴らしいものがたくさんあったと思います。
テクニックのすごさを見せるだけでなく、作る理由がよく見える、共感できるものが多かった。
うう~ん、手ごわい。
キャラクターデザインの大植さん、はたして入賞できるのでしょうか?
 
2月17日水曜日から
開催される卒業制作展にて、今日紹介した学科の作品は公開されます。
見に来てくださった皆さんの反応も加味され、3月11日卒業式にて受賞者の発表。表彰されます。

卒業制作展案内卒業制作展のご案内
会場は、海岸通ギャラリーCASO
大阪市地下鉄中央線「大阪港」駅下車。
6番出口より東へ。
大阪船員保険病院の角を右折、海岸通を南東に直進。
大阪港築港芸術家ムラ計画の赤レンガ倉庫東側の「白い建物」がCASOです

天保山の大観覧車や海遊館とは、ちょうど逆の方向になります。
鳥瞰写真もありますので見てみてね。
http://www.cwo.zaq.ne.jp/caso/img/tyoukan.jpg

CASO周辺地図 
入場無料です。

アニメーション学科の
アニメーション上映会は2月24日水曜日にオーバルホールにて開演。
オーバルホール周辺地図 
『アニメーションフェスティバル』
アニメーション学科・コンピュータグラフィックス学科コンピュータアニメーションコース
2月24日(水)
開場17時30分
開演18時00分(約2時間)
会場 毎日新聞社ビル 地下2階「オーバルホール」


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プロフィール

大阪で、アニメーションの仕事に関わり、現在は、大阪デザイナー専門学校(旧称・大阪デザイナー学院)で、アニメーション学科とキャラクターデザイン学科の1年生2年生の担任をしています、森宏樹です。 手技や映像に関する授業を担当し、描いたり作ったりの指導をしています。

MORI Hiroki

Author:MORI Hiroki
たった15秒や30秒のコマーシャルが、大きな映画にも負けない感動を与えてくれる。
カメラマン宮川一夫が撮影した「トリスウィスキー」の作品は、大好きなCFのひとつ。

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