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アニメ新入生、アートアニメを鑑賞する

アニメーション作品研究とデザイン・アクセス
を一緒にした、アニメーション学科新入生の校外授業を行いました。

行き先は
大阪九条。ミニシアター「シネ・ヌーヴォ」
ロードショー中の「チェコアニメ傑作選」&「美と芸術の上海アニメーション」の「チェコDプログラム」を観賞です。

シネ・ヌーヴォ前で記念撮影 

九条は
大阪の下町です。
地下鉄中央線「九条駅」下車、改札を出て6号出口を出て、階段を降りて地上へ。
あれっ? 地下鉄に乗ってきたはずなのに。

目の前の商店街に入ります。
ナインモール九条(九条新道商店街・バファロード)です。
通路の広い商店街。

最初の角を右折。
ほんで、次の角を左折。
住宅街です。
(目立たないけど、「シネ・ヌーヴォ」の看板が道案内してくれます。)
さらに、次の角を右折。
小さな映画館が見えてきます。
目的地です。

小屋には、以前、ビジュアルアーツ専門学校で声優学科のアシスタントで活躍していたKawarazakiさんが勤めています。
久しぶり、ZAKIさん。
アニメーションの学生たちに、チェブラシカの絵はがきをプレゼントしてくださいました。

チェブラーシカの絵はがき貰ったよ 

場内は
100席に満たないこんな景色。

69席。2回には30席のデジタル上映室があるんだって。 

天井の内装がユニーク。

天井の内装はこんな感じ 

プログラムDは
パットとマット 『パットとマット/運動』(ルボミール・ベネシュ)
テレビで重量挙げ大会を見ていたパットとマット。突然テレビが故障。ならばと2人は自分たちで競技を演じることにする。
ボケぼけコンビのパットとマット。いらんアイデアを思いついてはとにかく物をよく壊します。窓ガラスを割ったり床に穴を開けたり。
テニスのボルグに久しぶりに出会えた。

『灯台守』(イヴァン・レンチ)
船の舳先に付いていた人魚の像が、灯台にイタズラをして船を沈めようとします。
人魚といえばアンデルセンのようなメルヘンチックなものですが、ギョロ目でキバをむいた奇怪な化け物のよう。
でたらめなメカニックな灯台に笑ってしまう。
ゼンマイのような大海原の波もケッサク。

電子頭脳おばあさん 『電子頭脳おばあさん』(イジー・トルンカ)
少女がエレベーターから降りた先には「あなたのおばあさんよ」という椅子型電気仕掛けの電子頭脳おばあさんが待っている。電子頭脳おばあさんは、少女と遊ぼうとするが、少女が怖がっていることもあってうまくいかない。少女が、逃げ惑っていると本物のおばあさんが現われ、電子頭脳おばあさんを杖でたたくと壊れてしまったのか静かになる。
不安感を募らせる音楽に、この先に何が待っているのかわからない物語とそういう世界に独りで送り出された少女の孤独や不安を強く感じる作品。

ナイトエンジェル 『ナイトエンジェル』(ブジェラティスラ・ポヤール)
事故で視力を失った青年の、彼が感じたイメージの世界の表現が秀逸。暗闇の中で青年が触れて感じたものが光のように浮かび上がる。浮かび上がって現れるカメラワークはとても映画的。しかし、色彩が無い。色彩があるのは、女性のイメージと彼女に関わるものだけ。それがファンタジックで叙情的。

レオナルドの日記 『レオナルドの日記』(ヤン・シュヴァンクマイエル)
ダ・ヴィンチのデッサンが動いたりメタモルフォーゼしたり。
アニメワークで制作していることにヒントになるような作品だったね。

ぼくらと遊ぼう 『ぼくらと遊ぼう!/水辺の話』(ブジェチスラフ・ポヤル)
楽しい。
げらげら笑える。
子供は歓ぶよ。
くまが車に変身してわがままし放題。 
2年生が卒制の企画で「子供に見てほしい企画」なんて、ホンマかいなっていうような稚拙話しを提案してくるけど、子供って、大人の考える幼稚な話には満足なんかせず、実は、こんなふうな奇想天外とんでもないものを楽しむんじゃないかなあ?と思う。
今日のプログラムの最高に面白かったアニメーション。
2等賞は『ナイトエンジェル』だよ。

もう一度集合写真


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プロフィール

大阪で、アニメーションの仕事に関わり、現在は、大阪デザイナー専門学校(旧称・大阪デザイナー学院)で、アニメーション学科とキャラクターデザイン学科の1年生2年生の担任をしています、森宏樹です。 手技や映像に関する授業を担当し、描いたり作ったりの指導をしています。

MORI Hiroki

Author:MORI Hiroki
たった15秒や30秒のコマーシャルが、大きな映画にも負けない感動を与えてくれる。
カメラマン宮川一夫が撮影した「トリスウィスキー」の作品は、大好きなCFのひとつ。

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