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石膏デッサン丸像の2週目

木炭デッサン
丸像の小型胸像の第2週目。
今回の課題は、描写(陰影をつけた立体表現)と背景の描写も課題のテーマとなってます。
合計4週間で制作、完成させます。

先週は
場所取りから始まって、構図を決めるところまでを3時間で行いました。

1週間経って
久しぶりに自分の作品を眺めてもらい、構図の確認を行ってもらいました。
次に、全員を前に集めて、陰影の描写を進めながら形の確認を行っていく手法にについて説明しました。

対象が
丸像になってしまうと、とたんにマンガ風の描き方に変わってしまう学生がいます。
シルエットで見て、輪郭を無造作に描いてしまうんです。確信ある根拠がないのに。

いかに
対象を立体として捉え、観察して描写していくことが出来るかが大切なんだけど。
線で描ききるのではなく塊として捉える。そのためには、面の意識をもって観察と描写を行っていかなければなりません。

それって、マンガを見馴れ、描いてきた学生にとっては、なかなか理解出来ない難しい感覚のようです。

伝えたことを
なんとなく理解して、もがいてる学生が何人かいて、制作の手を止めてしきりに私の制作を見学し、何とかそのテクニックを盗もうとがんばっている者もいます。

見て真似て盗むっていうのは、上手になるための基本です。
自分のテクニックの無さを諦めてしまったり、とか、現状維持で良しと留まってしまったり、満足してしまったりじゃ、自分を変えて上達していけませんね。

メジチ石膏像先週の私の作品は
授業最初の説明で、学生たちに「構図が間違っているのに気づいていながら、そのまま描き進めないように」って言い、彼らの目の前で、布ではたいて全部消してみせました。
それを見て、勇気をもった学生何人かは、彼らの作品を、パタンパタンと消して振り出しに戻しました。
「消せ!」という言葉だけでなく、目の前でやって見せた効果ありです。

依然、消せない学生は
「せっかくここまで描いたんだから、もったいない」
という気持ちがあるのでしょう。
でも、今消さないと、制作を進めていけないよ。
間違ったまま描き進めていくのはデッサンじゃない!

先週の時間内で
ここまで描けたんだから、リセットしても、すぐに追いつけるはず。
でしょ?
今、あなたの描いたものが偶然で出来上がったものでなければ。

ということで
私のデッサンはこうなりました。

先週の作品 
右に寄せて構図を修正した 
メジチ石膏像3 





 



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プロフィール

大阪で、アニメーションの仕事に関わり、現在は、大阪デザイナー専門学校(旧称・大阪デザイナー学院)で、アニメーション学科とキャラクターデザイン学科の1年生2年生の担任をしています、森宏樹です。 手技や映像に関する授業を担当し、描いたり作ったりの指導をしています。

MORI Hiroki

Author:MORI Hiroki
たった15秒や30秒のコマーシャルが、大きな映画にも負けない感動を与えてくれる。
カメラマン宮川一夫が撮影した「トリスウィスキー」の作品は、大好きなCFのひとつ。

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